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■ Illustratorに関連する入稿時の諸注意
【バージョン】
●対応バージョン
Macintosh版 5.0、5.5、7、8、9、10、CS、CS2、CS3
Windows版 8、9、10、CS、CS2、CS3
ただし、バージョン7に関してはソフト自体のバグが多く、いろいろとトラブルを抱えている状況がありますのでお勧めできません。8以降にアップグレードされることを推奨いたします。
●リヴィジョンについて
イラストレータは5.5、7、8、9、10などのメジャーバージョンの他にアドビ社様からリビジョンアップとしてそれぞれ7.01、8.01、9.02などの小数点以下の数字があがったものが用意されています。内容としては主にバグフィクスを含んだものですので、メジャーバージョン以下をリヴィジョンアップした状態のアプリケーションでデータを作成し入稿するようにしてください。当社では常に最新のリビジョンで出力するようにしています。
【環境設定】
●カラーモード
「ファイル」→「書類のカラーモード」でかならず「CMYKカラー」を選択しておいてください。「RGBカラー」の場合、予期せぬ分版結果をまねきます。(7以降)
●ラスタライズ解像度とグラデーションメッシュ解像度
印刷に使用するデータを作成する場合は、「書類設定」→「プリント・データ書き出し」にある「ラスタライズ解像度」の設定を出力線数の2倍に設定しておいて下さい。175lpiの場合は350dpiになります。(7以降)
●コンパチブルグラデーションとグラデーションメッシュプリント
「書類設定」→「プリント・データ書き出し」にある「コンパチブルグラデーション&グラデーションメッシュプリント」のチェックははずしておいてください。(7以降)
●透明の設定
「書類設定」→「透明」にある「画質/速度」のスライダを設定5[高画質/低速](一番右)にしておいてください。
透明効果は出力の際にJPEG画像としてラスタライズされて出力されます、その際に画質が低いままだと、ジャギーのあるビットマップ状態でその部分とそれにかかるオブジェクトが出力されてしまします。(9以降)
【ドキュメント】
●入稿形式
>>>入稿するデータはEPS形式にて「配置した画像を含む」を選択し保存します。埋め込みでも出力はできますが、埋め込まれている画像の形式により出力の際トラブルが起きるケースがあります。また、「日本語版のファイル形式を使用」「フォントデータを含む」「CMYKポストスクリプト」にチェックをつけ、ポストスクリプトレベルは「レベル2」を選択してください。
>>>EPSでの保存時に「ダウンロード用フォントデータ含む」にチェックしてください。これにより出力時の文字化けを極力防ぐことができますが、基本的に出力入稿用のデータはフォントはアウトライン化してください。
>>>最終的に、極力QuarkXPressなどのレイアウトソフトにイラストレータEPSを貼り付けた状態で入稿を推奨します。この状態が一番出力が安定しています。大量のイラストレータEPSを一度に出力依頼される際も出力漏れのトラブルを防ぐ点でもご協力お願いいたします。
●画像
使用する画像はリンクまたは埋め込み形式で配置してください。画像はCMYKまたはグレースケール、モノクロ2値の単一・非圧縮EPSまたはJPEG形式を使用し、同じEPSでもDCS形式やJPEG形式のものは使用しないでください。当社ではイメージセッター側で分版することを標準の工程としております。結果、DCS形式はプレビューの低解像度の状態で分解されてしまうトラブルを招きます。また、配置した画像は必ず一緒に入稿してください。トラブル時の検証用として必要です。
●互換性
EPSファイルとして保存する場合、互換性は同じバージョンを必ず選択するようにしてください。
「5.5/5.0」などを選択するとPSエラーで出力できないことがあります。
●トンボ
トンボをつける場合、「オブジェクト」メニューの「トンボ」→「作成」は使用せず、必ずトリムマークを使用してください。(「フィルタ」→「クリエイト」→「トリムマーク」)
その際、トンボの色はグレースケールの場合、K100%。CMYKカラーの場合、レジストレーションに設定し、塗りのオーバープリントにチェックを入れてください。トンボの線幅は0.12ptまたは0.35mmを推奨します。
●色玉
CMYKカラーまたはカスタムカラー(特色)版が必要な場合、各色に対して版面の外に色玉を作成しておいてください。
●レイヤー
レイヤーのプリントオプション(印刷する・しない)は特別な意図のある場合以外は原則として使用しないでください。「印刷しない」オプションがONになっていたために、必要なオブジェクトが出力されないというトラブルが発生することがあります。印刷しないレイヤーやオブジェクトは原則として入稿データからは削除しておいてください。
●罫線の線幅
線幅が0ptで塗りがオンになっている場合、低解像度のプリンタでは薄い罫線として印字されることがありますが、高解像度のフィルム出力では何も出力されませんので注意が必要です。またヘアラインはフィルムでは出力できません。
●孤立点、テキストのないポイント
ペンツールで作ったあと残ってしまったポイントやテキストを入力するのをやめて残してしまったポイントは「編集」→「選択」→「孤立点」で孤立点を選択した後、削除してください。特にテキストのないポイントはアウトライン化の際、アウトライン化されないのでフォントの情報が残ってしまい、使用していないのにその書体を使用しているという警告がファイルを開くときに表示されたりして出力時に面倒なことになることがあります。
アウトライン化処理をしたら、以下の方法などで必ず処理結果を確認するようにしましょう。
イラストレータ5.5
「フィルタ」→「テキスト」→「フォントの検索/置換」
または「フィルタ」→「情報」→「ドキュメント情報」→「フォント」
イラストレータ8以降
「文字」→「フォントの検索・置換」
または「ファイル」→「書類情報」→「フォント」
●余分なオブジェクト
制作時、ペーストボード上やその外にコピー・ペースト用等としてドキュメント完成時には必要でないオブジェクトを配置してしまうことがあります。これらが余分なフォント情報を含んでいたり、エラーとなる原因の画像である場合、トラブルの原因となります。実際に出力する必要のないオブジェクトやテキストは削除してから入稿するようにして下さい。
●オーバープリント
当社にて出力する際はイメージセッター側の設定として通常K100%はオーバープリント(ノセ)になるようになっています。意図的にK100%をノックアウト(ヌキ)にしたり、各色にオーバープリントの設定をされたい場合は、イラストレーターまたはQuarkXPressなどのレイアウトソフトから分版する必要があります。必ずご依頼の際にオーバープリントの設定で標準以外のものが用いられていることを必ずお伝え下さい。
●トラッピング
理解されないで使用するとよからぬ結果をまねく機能です。よくわからない場合は絶対に使用しないでください。
●文字の「詰め」
・OCFフォントの場合
イラストレータのプラグインフォルダにある詰め情報ファイル(SBXファイル)を参照して文字詰めが行われています。SBXファイルが用意されていないフォントの場合はそのままでは文字詰めが効いて出力されません。また、フォントメーカーなどサードパーティーから供給されるSBXファイルを使用して文字詰めを行った場合も、出力側に当該のSBXファイルが存在しないと文字詰めを維持させることができません。必ずフォント情報を含めてEPSファイルに保存したイラストレータファイルをレイアウトソフトに貼り込んで入稿するようにしてください。
・CIDフォントの場合
ATMフォントがインストールされている環境でフォント側の文字詰め情報を利用して文字詰めを効かせることができます。必ずフォント情報を含めてEPSファイルに保存したイラストレータファイルをレイアウトソフトに貼り込んで入稿するようにしてください。またCIDフォントにて文字詰めを利用した旨をご依頼書へ明記するようお願いします。
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